幕末の志士のように
子供の頃、親が毎週日曜日に
NHKの大河ドラマを見ていました。
大人になって見なくなり、
また10年ほど前の「龍馬伝」から
火がついて家族で見ています。
また今回、幕末の「せごどん」
かつての日本人は
自分より家族より藩や国のことを
考えていたように描かれています。
今の私たちはどうでしょう。
なぜそこまで大義に命を使えたのか
不思議に思うほどではないでしょうか。
ちょっと前のWedgeの特集
「明治に学ぶ日本のリノベーション」
大河ドラマの時代考証の磯田氏の
解析が面白かったのでご紹介。
「なぜ維新は成せたか
西郷に学ぶリーダーシップ」より
他の動物は信じない人間だけが
信じる「神、国、金」は
人が作り出した
仮で架空の抽象概念と
気付いたのかもしれません。
場合によっては、
国の主君や里の考えと
違うこともやる
西郷になってゆきました。
自分も所詮は生き物だ。
国家は愛するが、
それは 抽象概念=幻 に過ぎない
という考えに近いでしょう。
今まさに、AI時代が迫っています。
農耕革命、産業革命、と同じように、
われわれは数百年か千年に一度の
大変革期の入り口にいるのは
間違いありません。
世の常識にとらわれず、
時代を変革させた
西郷のようなリーダーから、
いま学ぶべきものは多いのです。
(以上、記事から抜粋)
黒船が日本にやってきたとき
鎖国していた日本人には
予想を遥かに越えた脅威でした。
そんな状態の世の中で
どこまでも視野を広げ
薩長同盟を実現させた
次元の違う勝負を成した志士たち。
大河ドラマで見るだけでも
突き動かされる感情があるのは
私のなかにも
同じような精神性が
息づいているのだと思います。
志高く生きたい!!
人生100年代の折り返し地点、
命をどう使うか
どんな志を抱くか
考えずにはいられないのです。